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LESSON 04 / 15

シンプルな分析

FXの相場を考える方法は、大きくテクニカル分析とファンダメンタルズ分析に分けられます。前者は過去の価格、後者は国や地域の経済・政策などを材料にします。どちらも未来を確定させるものではないため、時間軸と損失管理を先に決め、根拠を一つずつ確認する読み方が基本です。

シンプルな分析を説明する架空データの図解
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図はZIZILY独自制作の教育用イメージです。数値は説明用の架空データです。

1. テクニカル分析の役割

チャートに表れた過去の値動きから、方向、勢い、節目を推測します。ローソク足は始値・高値・安値・終値を一つにまとめ、終値が始値より高い陽線、低い陰線として表示します。移動平均線、RSI、ストキャスティクス、MACD、一目均衡表などは、価格を計算して傾向を見やすくする道具です。

2. ファンダメンタルズ分析の役割

各国の景気、金融政策、金利、経済指標、要人発言、地政学的リスクなどから、通貨への影響を考えます。雇用統計・CPI・GDPや中央銀行会合は注目材料ですが、結果そのものだけでなく市場予想との差、すでに織り込まれているかを確認します。一般に中長期の方向を考えるのに向き、短期では発表直後の変動が大きくなり得ます。

3. 実用的な読み方と計算式

まず日足や4時間足で大きな流れを確認し、短い足でエントリー候補を探します。例えば移動平均線は、n期間の終値を合計してnで割る「SMA=Σ終値÷n」で計算します。価格が線より上でも、一本だけで買いと決めず、支持・抵抗線、ローソク足、指標発表予定を照合します。損益の概算は「損益=値幅×取引数量×(円換算額)」、許容損失は「口座資金×許容率」で先に上限を置きます。

4. 二つの分析を組み合わせる

ファンダメンタルズで大まかな環境を把握し、テクニカルで売買水準や撤退水準を定めると、異なる情報を整理しやすくなります。例えば金融政策の方向とチャートのトレンドが一致しているかを確認し、反対なら取引量を抑える、見送るなどのルールを決めます。分析を増やしすぎると判断が遅れ、条件が矛盾する点にも注意が必要です。

5. 分析の限界と注意点

過去のパターンや経済材料が同じ結果を生む保証はありません。重要指標や突発ニュースでは急騰・急落、スプレッド拡大、指定価格からずれた約定が起こり得ます。SNSの断定的な見通しにも流されず、事前に損切り位置・最大損失・発表前後の対応を決め、少額またはデモで検証します。分析は利益を約束する仕組みではなく、判断を一貫させる補助線です。

参考資料

参考資料の内容を確認し、文章と図解をZIZILY向けに独自に構成しています。