
図はZIZILY独自制作の教育用イメージです。数値は説明用の架空データです。
1. まず「4本値」を確認する
1本の足は、始値(期間の開始価格)、終値(終了価格)、高値、安値の4本値で構成されます。期間は1分足・4時間足・日足・週足などから選べ、同じ相場でも期間が変われば形も解釈も変わります。
2. 実体とヒゲ、陽線と陰線
始値と終値の間を実体、実体から高値・安値へ伸びる線をそれぞれ上ヒゲ・下ヒゲと呼びます。終値が始値より高ければ陽線、低ければ陰線です。色はサービスごとに異なるため、色だけでなく価格の位置で判定します。始値と終値が同値に近い足は、実体が小さい十字線として扱われます。
3. 数値で形を読み解く
値幅は「高値−安値」、実体幅は「|終値−始値|」です。陽線の上ヒゲは「高値−終値」、下ヒゲは「始値−安値」、陰線の上ヒゲは「高値−始値」、下ヒゲは「終値−安値」で計算できます。例えば始値100、終値106、高値109、安値98なら、陽線・値幅11・実体幅6・上ヒゲ3・下ヒゲ2です。
4. 実用的な読み方
実体が大きい陽線・陰線は、その期間の方向への値動きが相対的に強かった可能性を示します。長い上ヒゲは高値から押し戻された経過、長い下ヒゲは安値から戻された経過を示すことがあります。ただし、1本だけで転換や継続を決めず、直前のトレンド、支持・抵抗になりそうな価格、出来高(確認できる場合)、複数の足を組み合わせて見ます。
5. 時間軸と限界を意識する
ローソク足は確定時点までの結果を要約するもので、次の価格を保証する予測ではありません。同じ足でもニュース、流動性、時間帯、窓(ギャップ)などで意味が変わり、短い時間足はノイズも増えます。複数時間軸で方向を照合し、損失を限定する水準や取引量をあらかじめ決め、検証記録を残して使いましょう。
参考資料
参考資料の内容を確認し、文章と図解をZIZILY向けに独自に構成しています。