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LESSON 06 / 15

RSI

RSI(Relative Strength Index、相対力指数)は、一定期間の値上がりと値下がりの勢いを比べ、価格の動きが過熱しているかを0〜100で示すモメンタム系の指標です。チャートでは通常、ローソク足の下にRSIの線を表示します。数値は反転の可能性を考える手がかりですが、売買を自動的に決めるものではありません。

RSIを説明する架空データの図解
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図はZIZILY独自制作の教育用イメージです。数値は説明用の架空データです。

1. 数値の基本と目安

一般的な目安は、RSIが70以上なら買われすぎ、30以下なら売られすぎです。70〜80、20〜30のように設定や相場に応じて境界を調整する場合もあります。買われすぎなら下落、売られすぎなら上昇を想像しやすいものの、到達した瞬間に反転するとは限りません。

2. 計算式と期間

RSI=A÷(A+B)×100。Aは対象期間の上昇幅(または平均上昇幅)、Bは同期間の下落幅(正の値として扱う)です。別表現では、RS=平均上昇幅÷平均下落幅、RSI=100−100÷(1+RS)。標準的な期間は14で、9なら敏感、50なら大きな流れを捉えやすくなります。実際のチャートでは平滑化計算が使われるため、計算データの長さや提供会社により値が少し異なります。

3. 実用的な読み方

レンジ相場(一定の価格帯を往復する相場)では、RSIが30付近から上向く、または70付近から下向く場面を、価格の反転候補として観察します。まずローソク足の支持線・抵抗線や終値の動きを確認し、RSIの水準だけでなく線の向き、過去の反応、確定した値動きを組み合わせます。

4. トレンド相場での注意

強い上昇トレンドではRSIが70以上に長くとどまり、強い下降トレンドでは30以下に張り付くことがあります。そのため、買われすぎだから即売り、売られすぎだから即買い、と判断すると逆行する可能性があります。トレンドの方向を見る移動平均線やMACD、価格の高値・安値とRSIの不一致(ダイバージェンス)なども補助材料にします。

5. 限界と使い分け

RSIは過去の価格変化を要約する遅行性のある指標で、将来の利益や反転を保証しません。短い期間ほどノイズが増え、長い期間ほど反応が遅くなります。通貨ペア、時間足、ボラティリティで適した閾値は変わるため、検証と損失管理を行い、複数の情報がそろったときの確認用として利用しましょう。

参考資料

参考資料の内容を確認し、文章と図解をZIZILY向けに独自に構成しています。