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LESSON 07 / 15

ダイバージェンス

ダイバージェンスは、価格チャートとRSIやMACDなどのオシレーター(相場の勢いを測る指標)が、通常の連動から外れて反対方向へ動く「逆行現象」です。価格の高値・安値だけでなく、上昇や下落の勢いが弱まっていないかを照らし合わせ、トレンド転換や継続の可能性を考える補助材料として使います。シグナルだけで売買を決めず、値動きの確認とリスク管理を組み合わせるのが基本です。

ダイバージェンスを説明する架空データの図解
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図はZIZILY独自制作の教育用イメージです。数値は説明用の架空データです。

1. まず価格と指標の山・谷を比べる

同じ時間軸のローソク足と指標を表示し、価格の明確なスイング高値・安値を2点以上選びます。価格に線を引いた後、同じ時点付近のRSIなどにも線を引き、傾きが一致するかを確認します。単なる一時的な揺れを拾わないよう、確定した足や目立つ山・谷を使うことが重要です。

2. 通常のダイバージェンスは転換の警告

弱気型は価格が前回高値を更新する一方、指標が高値を切り下げる形で、上昇の勢いの鈍化を示唆します。強気型は価格が安値を更新する一方、指標が安値を切り上げる形です。いずれも反転を約束するものではなく、支持・抵抗線の突破、反転足、出来高や別指標などの確認を待つ読み方が実用的です。

3. ヒドゥンダイバージェンスは継続候補

トレンド途中の押し目・戻りで、上昇局面では価格がより高い安値を作るのに指標がより低い安値、下降局面では価格がより低い高値なのに指標がより高い高値となる組み合わせです。これは通常型と異なり、現在のトレンドが続く可能性を示す候補として扱います。ただし、トレンドラインや移動平均線など方向性の材料と整合するかを確認します。

4. RSIの見方と計算式

RSIは一定期間の上昇幅と下落幅の比率を0〜100で表すモメンタム指標で、一般的な期間設定は14です。計算は、RS=平均上昇幅÷平均下落幅、RSI=100−100÷(1+RS)。70超・30未満は買われ過ぎ・売られ過ぎの目安ですが、強いトレンドではその範囲にとどまることがあります。数値の水準だけでなく、価格との高値・安値の関係を比較します。

5. 実践手順と限界

①大きなトレンドを確認、②同じ時間軸で2つの山・谷を選ぶ、③価格と指標の傾きを比較、④サポート/レジスタンスやMACDなどで確認、⑤損切り位置と許容損失を先に決める、という順で読みます。ダイバージェンスは発生後も価格が上昇・下降を続けたり、判定が足の確定後に変わったりします。市場環境、期間設定、指標の種類で結果が異なるため、過去検証と小さなリスクでの運用が必要です。

参考資料

参考資料の内容を確認し、文章と図解をZIZILY向けに独自に構成しています。